GPS 時刻修正標準時計
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FT-GPSCL型 標準時計(GPSSTANDARDCLOCK)は 旧エコー計測器※製GP-100型標 準時計などの後継機として新規に設計・開発されたもので、GPS 衛星から送信される正確な時刻情報を受信して内蔵水晶発振器による時刻情報を修正し、常に正確なUTC(協定世界時)または日本標準時を出力することが可能な時計装置です。
本機を使用することにより、データロガーによる各種データの記録に際し正確な実時間のタイムスタンプ付けを可能にすることができます。
時刻情報は、RS232C等のシリアル出力、並列BCD出力やイーサネット(NTP)などの各種インターフェースを準備しており、コンピュータや各種外部機器の時刻合わせを容易に行うことができます。
豊富な出力信号オプションや前面・背面パネルを含めた筐体サイズのカスタマイズを可能としておりますので、ユーザ各位のニーズに適合した製品の提供を可能としております。
※エコー計測器(株)は、東京都調布市に所在し、NHK AM/FT放送の時報やGPS衛星送信時刻を基準として正確な「標準時計」や時刻情報に関連した特注製品の製造販売を実施した企業です。2015 年 6 月に同社が解散する際に、弊社(フレックタイム株式会社)が同社の主要な事業を引き継いで、同社で設計された製品の提供などを実施してまいりました。
時刻精度 | GPS 受信時 | ±1 μs 以内 |
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ホールドオーバー時 | ±20 ms 以内 (1 時間の停波時) | |
GPS受信部(内蔵GPS受信モジュールの仕様値) | 受信信号 | L1(1575.42MHz),C/Acode |
同時受信可能衛星数 | 最大 50 衛星 | |
表示部 | LCD、20 文字×4 行 | |
表示内容 | 時刻 UTC 及び JST(それぞれ 年、月、日、時、分、秒) GPS 衛星受信状況など。表示内容の変更対応可能 | |
入出力コネクタ | GPS | TNC(BNC も可) |
RS-232C | D-Sub 9 ピン | |
サイズ・重量 | 筐体サイズ(JIS 規格も可能) | 19 インチラック 2U サイズ 88(H)×430(W)×430(D) mm 前面パネル88(H) ×483(W) mm |
筐体色 | 標準:フロント/リアパネル:シルバーヘアラインアルマイト黒色も可(注文時にご指定下さい) | |
重量 | 7kg以下 | |
電源 | 100 – 240 Vac、20 VA 以下(標準仕様時) | |
使用環境 | 温度範囲0~+40°C、湿度範囲20~70% | |
保存環境 | 温度範囲 -10 ~ +50 °C、湿度範囲 20 ~ 70% | |
構成 | 本体、電源ケーブル、取り扱い説明書・検査成績書 各 1 部 |
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